ブロッケン駅手前最後のＳカーブ
もう一息で頂上だが、構内のポイントまでは力行。始発駅から
終点までは連続の急勾配。この厳しい山岳路線を毎日昇り降り
している９９２３型は素晴らしい。

　　　　　　　　　霧のブロッケン駅
ブロッケン現象の本家とあって霧に包まれることもしばしば。
霧でも雪でも雨でも、天候に関係無く訪れるドイツ人は本当に
森を愛しているのだろう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　久々に快晴のブロッケン山
魔女伝説のブロッケン山らしからぬ青空の下、駅全体が綺麗に見わたせた。じつはこの撮影場所、駅構内を除雪し積み上げた
雪の山の上。本来この場所は線路と同じ高さだから、機関車の高さ３．８ｍと比べ４ｍ以上の雪山。厳しい冬がプレゼントしてくれた、
嬉しいハイアングル撮影台である。

最終列車が、下山を待つ最後の乗客たちを迎えにやってきた。
昼間、観光客で賑やかだった山も終列車が行ってしまうと、
ふたたび静寂と暗闇が支配する魔女の山に戻る。