ベルツドルフ駅を左右に分かれた列車は急勾配を駆け上がり
国境の保養地クーアオルト・ヨンスドルフ駅とクーアオルト・
オイビン駅に滑り込む。たった５キロ程走っただけだが高低
差はかなりありご覧のように一面雪景色だった。
ツィッタウを出発した列車はチェコ国鉄と平面クロスししばらく並走。街を迂回する様に半円に周りいよいよチェコ国境に向け
牧草地帯や白樺並木を抜ける。ツィッタウからは全線なだらかな勾配で小駅を５つ停車、６つ目の駅が支線との分岐駅ベルツドルフ。
ベルツドルフ手前からは勾配もきつくなり山も迫ってくる。ここで小休止の後、いよいよ連続の急勾配に臨みチェコ国境の街を目指す。
ＳＯＥＧベルツドルフ駅名物、同時発車。左の写真が１２時の発車、右の写真が１５時の発車。同じ日の撮影だが日の短い冬時期は、
曇りの場合かなり暗くなるので写真撮影には１２時がベスト。二台のＥタンクの力強く、しかもピッタリ息の合った同時発車は必見。
ドイツのはずれで毎日おこなわれるこのショー。遠く離れた日本からわざわざ見に行く価値は十分にあります。
クーアオルト・オイビン駅
クーアオルト・オイビン駅付近
クーアオルト・ヨンスドルフ駅
クーアオルト・ヨンスドルフ駅
